The only thing that sustains one through life is the consciousness of the immense inferiority of everybody else, and this is a feeling that I have always cultivated.
- Oscar Wilde

(訳)
人生をやっていくのに必要なのは、他の誰よりも大きく劣っているという自覚であり、私は常にそれを磨いてきた。

よく分からない。
劣っていると常に分かっていれば、自分に対して多くを期待することも無いから、人の評価を得られなかったり、環境が思わしくなくてもがっかりすることはない。
だから、より楽に人生をやっていけますよ、ということ?

まさに、前に高校の先生に言われた、
「プライドの無い人生は楽だ」
ということか。

でも、それと同時に、
「『自信が無い』と言うのは、自信がある事の裏返しになってしまうから言うんじゃない」
とも言われた。

この言葉の意味もずっと分からないままである。
本当に自信がなかったら、そんなことは人に言えないのだろうか。

オスカー・ワイルドの言葉も、いつか分かるのかな。
多くの人がそうであるように、
私もよく「死にたい」「死んでやる」と、
沸騰した頭や絶望した心で考える。

そういうとき、いつかこの言葉が助けてくれるのかな。
「諦め」は「頑張らない」より悪いと思うから、まだ「劣っているんだからしょうがない」とは思いたくない。

コンプレックスは山ほどある。なのにきっとまだ傲慢なんだろう。

最近自分の日記さえ、読み返すのが恥ずかしくてしょうがない。

偉そうなゴタク、
抑えられない自意識の過剰、
劣等感に隠した優越感、
自分をけなすことで今の状況に甘んじる、

そんないやらしい物が滲み出ている様だ。

これを公開してしまったか、と思うと、枕をたたいてじたばたしてしまう。まあ、それも自意識の過剰であることは確かだけど…。

しかし、恥ずかしいこともひっくるめて今の自分なのだからしょうがない。
つーか、自分≒恥と言ってもいい。

恥ずかしい日記を消していたらほとんど何も残らない。
読んでもじたばたしない年月を置いて、また読み返そうかな。

今、恥ずかしいと感じるように、
何だって自分はこんなことで悩んでいたんだろう、
と思える日がいつか来るかもしれない。

最近は書いているときは必死でも、それを見直してみると、書いた時の感情が今の感情と離れていることに気付かされる。
だから、何を力んでいるんだ、と思ってしまう。
あーもうよく分からない。

コメント

アフロ
アフロ
2006年10月24日23:05

私も以前の日記を読み直すとホント恥ずかしくて情けない気持ちになります。
けど読んじゃいます(笑)
恥ずかしいって思うことは、そのときの自分より成長してるんじゃないかな?
自分の過去の日記を読みながら、図々しくもそう思いました。

ちき
ちき
2006年10月25日2:18

アフロさんもですか?
私も恥ずかしいと思いつつ、ドキドキしながら読んでしまいます(汗)

恥ずかしいなら、ネットで日記を書かなければいいじゃないか、
という神の声が聞こえました(笑)
が、ここで人に見られる日記を書いているのが、
結局自分にとって一番良くて、書いています。

成長だといいですね。
月日の経過の中で、自分でも気付かないうちに何らかの成長があったのなら、それは本当にすごい事だと思います。

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