2月22日の日記

2020年2月22日 お仕事
スマホtextingの時代でも、郵便で手紙を頂くのは嬉しいものだ。
以前、金沢に旅行した際に出会った方から、お手紙を受け取った。彼とは時々東京でお茶しているのだが、面白いことにスマホを持たない主義。約束の度に、無事会えるかしらとドキドキする。懐かしい感覚。

お手紙の内容は、仕事をやめた方がいいというものだった。"続けているとあなたの美点が失われてしまいます"とあって、少し気恥ずかしかった。
他人が自分を認めてくれるのは嬉しいが、やはり業界全体としては悪く見えているのだなあと、複雑な気持ちになった。

偉い人のことは知らない。興味もない。
政治部のことも、記者職を政治家を目指すステップにしている人にもあまり興味がない。イデオロギーについては全く興味なし。

ブラックな仕事環境ではある。

ただ、仕事そのものは基礎科学に関する限り、面白い。
同業他紙の記者ともよく話した。
それで思うに、旧来メディアの中の一人一人は、決して悪の権化でも何でもない。
人の話を聞くのが好きな人たち、新しいことや、昔のこと、面白いことなどを知って、それを書いて知ってもらうのが好きな、ごく普通の人びとだ。
他の人たちと同じように悩んだり気晴らしをしたりしながら、頑張って生きている。

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