Cold Turkey
2006年11月8日 音楽
John Lennon Lennon Legend
*これはレビューになってません。収録されてる一曲"Cold Turkey"について。
Cold Turkeyとは、ドラッグの禁断症状のスラング(だったと思う)。
ドラッグをしていない私にも、この歌詞の苦しさは良く分かる。
私が苦しんでいるときの症状と同じだから。
その歌詞のセンテンス一つひとつが、私にはものすごく迫って感じられる。
あの苦しさをよくも表現できると思う。私だったら曲を作っている途中でやめてしまうだろうな・・・
Temperature’s rising,
Fever is high,
Can’t see no future,
Can’t see no sky.
ぶっ飛んでいるときはやけに心臓が早く打っていて、熱い。それが自分の体なのか、脳みそなのか、周りの気温なのか、区別できない。
将来が見えないばかりでなく、それが自分には果たしてあるのか全く分からない
空を見る気分にはなれない。というか、空のことなんか頭に浮かぶ余裕はない。
My feet are so heavy,
So is my head,
I wish I was a baby,
I wish I was dead.
脚が重い、頭も重い、赤ちゃんに戻りたい、それか死んでいたい。
すごく分かる。
Cold turkey has got me on the run.
それを、冷たい(死んだ)七面鳥が自分を捕まえにくると表現している。
My body is aching,
Goose-pimple bone,
Can’t see no body,
Leave me alone.
ぶっ飛んでるときに人なんか見えない。
My eyes are wide open,
Can’t get to sleep,
One thing I’m sure of,
I’m in at the deep freeze.
でも目は見開かれていて眠ることが出来ない。
そして、いきなり体が凍ったように冷える。
冷たい七面鳥に追い掛け回され、捕まえられる。
どんなに逃げたいと思っても結局捕まってしまう。
Oh I’ll be a good boy,
Please make me well,
I promise you anything,
Get me out of this hell.
いい子にするから、
ここから脱け出させてくれ
Cold turkey has got me on the run.
Oh-, oh-, oh--, oh...
この曲の終わりは、ちょっとぎょっとするような慟哭、叫びが録音されている。
正直な表現だと思う。
この種の苦しみを表すに、ちょっと聴いたことがないほどストレートな表現だと思う。
明るく調子よく(いい意味)人生を歩んでいる人、暗い悩みを持たない人、失敗を知らない人にはただの変な曲と感じられるんじゃないかと思う。
多分分からないほうが幸せだし、一生分からない人もいると思う。
というか、誰も人のことなんか分からない。
全ての喜び、悲しみ、苦しみはエゴイスティックだ。
selfishではなく、egoだ。
利己主義ではなく、個人主義とも言えるかも知れない。
はあ?
どうしたらここから脱却できるのだろう。
目に見えるものではないから更に難しく、体に染み付いた依存性に自分自身蝕まれていくのがよく分かる。脳も萎縮し、骨はスカスカになり、筋肉は衰え、土気色の顔をして震えながらよろよろと歩く自分が見える。それでもまだこだわっている。もっとガリガリになってもう死にたいと思っている自分がいる。ばーか。
あああああ、
多分調子の良いときは私もこうして弱い人、苦しい人を馬鹿にし、軽んじ、あるいは単に無視して生きていたのだろう。
他人の痛みが本当に分かる人などいない。
傲慢さのツケを今払っているのかも知れない。
ざまあみろ、お前は馬鹿だ。その証拠に、精神的に向上心のないものは馬鹿だと漱石も言っている。
だからなまじ人に理解されたいなどと甘えたことを言うんじゃない。
いきなり話題は変わるが、
今日はBram Stokerの誕生日。 Draculaの作者の。
彼は7歳まで病気に苦しめられていた。トリニティ・カレッジを卒業後、最初はジャーナリストとしてロンドンで働いていたという。
唐突な感想だが、人生は本当に不可解だと思う。
"They’re all crazy. They’re all crazy except you and me. Sometimes I have me doubts about you." ― Garrett Fort, Dracula (1931 film)
*補足
なんかまた頭に血がのぼって、ぶっ飛んだ日記を書いてしまいました。どうせ後から恥ずかしくなるのに・・・。
このアルバムを聴くと、どうしても切なくなってしまいます。
Starting OverするはずだったJohnも死んじゃったし、お父さんも死んじゃった。大切な人が皆死んでしまう前に立ち直りたい。
*これはレビューになってません。収録されてる一曲"Cold Turkey"について。
Cold Turkeyとは、ドラッグの禁断症状のスラング(だったと思う)。
ドラッグをしていない私にも、この歌詞の苦しさは良く分かる。
私が苦しんでいるときの症状と同じだから。
その歌詞のセンテンス一つひとつが、私にはものすごく迫って感じられる。
あの苦しさをよくも表現できると思う。私だったら曲を作っている途中でやめてしまうだろうな・・・
Temperature’s rising,
Fever is high,
Can’t see no future,
Can’t see no sky.
ぶっ飛んでいるときはやけに心臓が早く打っていて、熱い。それが自分の体なのか、脳みそなのか、周りの気温なのか、区別できない。
将来が見えないばかりでなく、それが自分には果たしてあるのか全く分からない
空を見る気分にはなれない。というか、空のことなんか頭に浮かぶ余裕はない。
My feet are so heavy,
So is my head,
I wish I was a baby,
I wish I was dead.
脚が重い、頭も重い、赤ちゃんに戻りたい、それか死んでいたい。
すごく分かる。
Cold turkey has got me on the run.
それを、冷たい(死んだ)七面鳥が自分を捕まえにくると表現している。
My body is aching,
Goose-pimple bone,
Can’t see no body,
Leave me alone.
ぶっ飛んでるときに人なんか見えない。
My eyes are wide open,
Can’t get to sleep,
One thing I’m sure of,
I’m in at the deep freeze.
でも目は見開かれていて眠ることが出来ない。
そして、いきなり体が凍ったように冷える。
冷たい七面鳥に追い掛け回され、捕まえられる。
どんなに逃げたいと思っても結局捕まってしまう。
Oh I’ll be a good boy,
Please make me well,
I promise you anything,
Get me out of this hell.
いい子にするから、
ここから脱け出させてくれ
Cold turkey has got me on the run.
Oh-, oh-, oh--, oh...
この曲の終わりは、ちょっとぎょっとするような慟哭、叫びが録音されている。
正直な表現だと思う。
この種の苦しみを表すに、ちょっと聴いたことがないほどストレートな表現だと思う。
明るく調子よく(いい意味)人生を歩んでいる人、暗い悩みを持たない人、失敗を知らない人にはただの変な曲と感じられるんじゃないかと思う。
多分分からないほうが幸せだし、一生分からない人もいると思う。
というか、誰も人のことなんか分からない。
全ての喜び、悲しみ、苦しみはエゴイスティックだ。
selfishではなく、egoだ。
利己主義ではなく、個人主義とも言えるかも知れない。
はあ?
どうしたらここから脱却できるのだろう。
目に見えるものではないから更に難しく、体に染み付いた依存性に自分自身蝕まれていくのがよく分かる。脳も萎縮し、骨はスカスカになり、筋肉は衰え、土気色の顔をして震えながらよろよろと歩く自分が見える。それでもまだこだわっている。もっとガリガリになってもう死にたいと思っている自分がいる。ばーか。
あああああ、
多分調子の良いときは私もこうして弱い人、苦しい人を馬鹿にし、軽んじ、あるいは単に無視して生きていたのだろう。
他人の痛みが本当に分かる人などいない。
傲慢さのツケを今払っているのかも知れない。
ざまあみろ、お前は馬鹿だ。その証拠に、精神的に向上心のないものは馬鹿だと漱石も言っている。
だからなまじ人に理解されたいなどと甘えたことを言うんじゃない。
いきなり話題は変わるが、
今日はBram Stokerの誕生日。 Draculaの作者の。
彼は7歳まで病気に苦しめられていた。トリニティ・カレッジを卒業後、最初はジャーナリストとしてロンドンで働いていたという。
唐突な感想だが、人生は本当に不可解だと思う。
"They’re all crazy. They’re all crazy except you and me. Sometimes I have me doubts about you." ― Garrett Fort, Dracula (1931 film)
*補足
なんかまた頭に血がのぼって、ぶっ飛んだ日記を書いてしまいました。どうせ後から恥ずかしくなるのに・・・。
このアルバムを聴くと、どうしても切なくなってしまいます。
Starting OverするはずだったJohnも死んじゃったし、お父さんも死んじゃった。大切な人が皆死んでしまう前に立ち直りたい。
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