朝から気になるニュース。
Emotions do not affect cancer survival
(要約)Emotional state does not affect survival, contrary to popular belief:
http://news.yahoo.com/s/nm/20071022/hl_nm/cancer_emotions_dc
癌の生存率に感情は関係ないですよ、という話。ポジティブだろうが、ペシミスティックだろうが。
どういう方法で解析したのか、記事からは詳しく分からない。PubMedに載ってるかな??どのジャーナルか書いてないんだけど…。
その昔になってしまったけれど、父が入院中に携帯でメールしてきたことを思い出す。真夜中だった。
「怖い、怖い、怖くて頭がどうにかなってしまいそう。痛くて怖くてたまらない。眠れない。明日は睡眠薬をたのもうかな。父」
細かくは思い出せないが、大体こんな文面だった。
父が娘に言う言葉だろうか。私にこんな弱気を見せたことがショックだった。
「病は気から」
この格言が染み付いてたのか、それともどっかのインチキ本でも読んだのか、私はとにかく焦った。
こんな弱気では病気に勝てない。
そう思ったし、父にもそう言った。
「お父さんが元気を出さなくちゃ。病気に心で負けちゃだめだよ。」
父は、弱弱しく「うん、そうだね頑張る」と言った。
結局のところ、私は父の苦しみについて何一つ分かっていなかった。
今なら、何をおいても父のそばにいるだろう。苦しいとき、欲しいのは「頑張れ」ではなく、一緒にいてくれる家族、親しい人…。
そんなこともう今更過ぎるんだが。
記事のヘッドラインは、自分に刺さるようだった。
追記:
いろいろ探したところ、(多分)元記事を見つけました
"Emotional well-being does not predict survival in head and neck cancer patients: A radiation therapy oncology group study."
James C. Coyne, Thomas F. Pajak, Jonathan Harris, Andre Konski, Benjamin Movsas, Kian Ang, Deborah Watkins Bruner.
Cancer Published Online: 22 Oct 2007.
DOI:10.1002/cncr.23080
うーん…
関連記事を見つけました↓
Full Textはこれから読んでみます(これは2頁なので少し気楽)。
"Does Psychotherapy Extend Survival? Some Methodological Problems Overlooked"
Journal of Clinical Oncology, Vol 25, No 30 (October 20), 2007: pp. 4852-4853 2007 American Society of Clinical Oncology.
Natureのレビューの方がYahooよりも詳しいです↓
Effects of psychotherapy on cancer survival
http://www.nature.com/nrc/journal/v2/n5/full/nrc800.html
Emotions do not affect cancer survival
(要約)Emotional state does not affect survival, contrary to popular belief:
http://news.yahoo.com/s/nm/20071022/hl_nm/cancer_emotions_dc
癌の生存率に感情は関係ないですよ、という話。ポジティブだろうが、ペシミスティックだろうが。
どういう方法で解析したのか、記事からは詳しく分からない。PubMedに載ってるかな??どのジャーナルか書いてないんだけど…。
その昔になってしまったけれど、父が入院中に携帯でメールしてきたことを思い出す。真夜中だった。
「怖い、怖い、怖くて頭がどうにかなってしまいそう。痛くて怖くてたまらない。眠れない。明日は睡眠薬をたのもうかな。父」
細かくは思い出せないが、大体こんな文面だった。
父が娘に言う言葉だろうか。私にこんな弱気を見せたことがショックだった。
「病は気から」
この格言が染み付いてたのか、それともどっかのインチキ本でも読んだのか、私はとにかく焦った。
こんな弱気では病気に勝てない。
そう思ったし、父にもそう言った。
「お父さんが元気を出さなくちゃ。病気に心で負けちゃだめだよ。」
父は、弱弱しく「うん、そうだね頑張る」と言った。
結局のところ、私は父の苦しみについて何一つ分かっていなかった。
今なら、何をおいても父のそばにいるだろう。苦しいとき、欲しいのは「頑張れ」ではなく、一緒にいてくれる家族、親しい人…。
そんなこともう今更過ぎるんだが。
記事のヘッドラインは、自分に刺さるようだった。
追記:
いろいろ探したところ、(多分)元記事を見つけました
"Emotional well-being does not predict survival in head and neck cancer patients: A radiation therapy oncology group study."
James C. Coyne, Thomas F. Pajak, Jonathan Harris, Andre Konski, Benjamin Movsas, Kian Ang, Deborah Watkins Bruner.
Cancer Published Online: 22 Oct 2007.
DOI:10.1002/cncr.23080
うーん…
関連記事を見つけました↓
Full Textはこれから読んでみます(これは2頁なので少し気楽)。
"Does Psychotherapy Extend Survival? Some Methodological Problems Overlooked"
Journal of Clinical Oncology, Vol 25, No 30 (October 20), 2007: pp. 4852-4853 2007 American Society of Clinical Oncology.
Natureのレビューの方がYahooよりも詳しいです↓
Effects of psychotherapy on cancer survival
http://www.nature.com/nrc/journal/v2/n5/full/nrc800.html
コメント
一人で涙ぐんでしまった…
父親の弱気な姿、
見せられたちきがどんな思いをしたか
想像できてリンクしてました。
今、相方のお父さんがまさに末期状態。
つらいこと、苦しいこと、怖いこと、
聞く方も辛いのに(><)
どうするのがベストなんだろうね・・・
ありがとう。
相方さんのお父様は今が大切な時なんだね。
そう分かっているのにその時はどうしていいか分からない。
そういうものなのかな…。
諦めたくないけど、本当にどうしたらいいんだろうね。