向いてなくても

2008年10月12日 日常
上司から、「お前、不器用だよな」と言われた。
新人の中で一番そう見えるらしい。
以前、別の上司からも、不器用で見てて痛々しいと言われたことがある。

仕事している限り、常に新しい人と会って話をする。
私は話下手だから、毎回非常に労力を使い、消耗する。
そんなところが、必死に見えるのだろうか。
間違ってはいないが、不器用一点張りの正直者でもない。
人に言わないだけで、自分が相手に気に入ってもらえるにはどうしたらいいかとか考えたりもする。
要領悪いから結局意味がないけど…。

好きな人(好きだった人、か?)とは接点ゼロ。
向こうにはもう忘れられたかも知れない。
思い出すと寂しくなるが、平日は仕事に追われ(仕事を追い?)、それどころじゃない。
会っていないからどうしようもないし。
もしかしたらもう、私の友達とうまくいってるのかもしれない。

休日はほぼ一日寝ている。
充電しておかないと、週の途中で息切れだし…。
深夜労働と、仕事で呼び出しの電話がいつかかってくるか分からなくて熟睡できないのが結構響いていて、休みの日は起き上がる元気がない。

そういう職業に就いてしまったのが間違いか。
どんな職業でも責任の重さには変わりがないが、この仕事時間の不規則さと長さは異常。
体がもつのかな、と感じることはあるけど、やっていかなくては。
天職なんて言葉に夢を抱いていると、いつまでも何にもなれないと思う。
大体向き不向きと言ったって、個人にあつらえたような職業なんかあるわけがない。

お父さんが病死した朝から、家族しか大切なものはないし、そのためなら今は別に何だっていい。
早く母に仕事辞めてって言いたいし、妹に資金は気にしないでいいから好きな道に進めって言いたいと思う。


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