ウォーホル

2014年2月11日 日常
今日は休みだが、何件か仕事のアポ入れ。
やっておかねばならない仕事も。
別にそこまで仕事熱心なつもりではなく、生きていくためにやっている。

書店でアンディ・ウォーホルの特集をしている雑誌を買い、現在喫茶店で読んでいる。
仕事先で彼の哲学を耳にすることがあり、興味を持ったからだ。

これまで、キャンベルスープやマリリン・モンローの作品など、有名どころしか見たことがなかった。
なぜあんなに写真を貼り付けているのか、子供の時はポップアートの分野、コラージュ手法を面白いと思いつつもよく分からなかった。こちらに向け、何か言いたいことがあるんだろうな、という感じがしただけだった。

死んだ父はウォーホルには批判的だったが(俗物的だと)、
死と惨事のシリーズなど、現在の仕事上でも、多く考えさせられる作品があることが分かった。
ウォーホル自身についてだが、鼻の美容整形、化粧品マニアなど、確かに自分を良く見せたい俗物っぽさがあるように思われる。
だが、自己顕示欲、ナルシシズムなど、全ての人が多かれ少なかれ持っているのだ。
より正直な姿だと言えはしないか。

できれば六本木の展覧会を見に行きたいが、時間が作れるかどうか。
美術鑑賞で言えば、レメディオス・バロやルネ・マグリット、ポール・デルヴォーなどシュルレアリスムと言われる作品が昔から好きだ。
マグリットの「これはパイプではない Ceci n’est pas une pipe(セシ ネパ ユヌ ピップ).」は大学生時代に初めて知ったが、表象、あるいは脳と現実の裏切りについて深く考えさせるきっかけとなる作品だった。
死ぬまでにベルギーのマグリット美術館に行きたい。

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